防犯カメラのタイプごとの特徴について詳しく解説!
防犯カメラを設置するときには、どのようなタイプのものにするかも検討しておかなければなりません。しかし、特徴を詳しく知っているという方は少ないのではないでしょうか。今回はそんな方のために、防犯カメラのタイプごとの特徴をお伝えいたします。防犯カメラ導入までの流れについても解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
防犯カメラの形状の種類
防犯カメラにはさまざまな形状があります。
まず挙げられるのがバレット型です。筒のような形をしているのが特徴で、壁から飛び出るように設置されます。その形から目立ちやすいのが魅力のひとつです。そのため、高い防犯効果を狙いたいのであれば積極的に検討候補に加えるのもおすすめといえます。このバレット型は屋外用として、よく選ばれています。
次に挙げるのがボックス型です。箱からレンズが飛び出しているような形をしており、こちらもカメラとしての存在感には期待ができます。バレット型よりも小さいものが多く、屋内で利用されることが多いです。
また、防犯カメラにはドーム型のものもあります。名前の通りドーム状になっており、一見すると照明のようにもみえるカメラです。威圧感が少なく、空間にも馴染みやすいため、店舗などで多く採用されています。
そのほか、PTZ型というものも存在します。PTZはパン・チルト・ズームの頭文字をとっており、その名の通り水平回転・垂直回転・拡大と縮小が可能です。遠隔操作ができることが大きな特徴となっており、たくさんの人が行き交う施設などで導入されることがあります。
防犯カメラの機能の種類
防犯カメラには、機能もさまざまに搭載されています。たとえば、ワイド・ダイナミック・レンジ機能がついているカメラなら、明るい場所と暗い場所のある映像でもきれいに撮影することができます。逆光補正がついていれば、白飛びや黒潰れで映像の確認ができないという事態も減少させることができるでしょう。音声録音機能がついているものを設置しておけば、異常な音も記録しておくことが可能になります。
また便利な機能として、赤外線や超音波を利用して人を検知できる人感センサーなども挙げられます。動体検知機能があるものも存在しますね。ほかにも、映像を拡大しても画素数が下がらない光学ズームや登録された顔を自動で識別する顔認証、被写体にピントを合わせてくれるオートフォーカスなどの機能が搭載されているものを選ぶことも可能です。防犯カメラを屋外に設置する場合には、IP規格についても考慮しておくようにしましょう。数字は高ければ高いほど防塵・防水機能に優れるので、安心して設置ができるようになりますよ。
防犯カメラの録画方式の種類
形状と機能の概要がつかめたところで、防犯カメラの録画方式についても知っておきましょう。防犯カメラの録画方式には、HDDレコーダー録画とクラウド録画の2種類が存在します。
HDDレコーダー録画では、撮影した映像がレコーダーのHDDに保存されます。録画時間は、HDDの容量によって変わります。要らなくなったデータについては、削除したりほかの場所に保存したりといった作業をしなければなりません。カメラとともにレコーダーを設置するスペースも必要です。故障など、物理的にデータを消失する可能性もある方式となります。
クラウド録画では、撮影した映像がクラウドサーバー上に保存されます。場所をとらずに設置ができ、専用のアプリやブラウザなどから映像の確認ができるのが魅力的です。故障など物理的なデータ消失の可能性もありませんが、クラウドサーバーを利用する料金が必要になるのでこの点については覚えておくようにしましょう。
防犯カメラを導入するまでの流れ
最後に、防犯カメラを導入するまでの流れについても解説をしておきます。まずは、設置場所を決めましょう。これによって、形状や必要な機能が変わってきます。次に録画方式を決定し、目的に合わせて機能を検討してください。業者に依頼する場合は、特徴を比較して気になるところを選びつつ問い合わせをしましょう。設置の前には業者が現地調査をしてくれます。
悩んでいることなどがあれば提案もしてもらえるので安心です。お願いする業者が決まって契約をすれば、いよいよ設置へと進みます。業者によってはメンテナンスやアフターフォローを実施しているところもあるので、手厚くサポートしてもらいたい方はこの点についても事前に検討しておくことをおすすめします。
防犯カメラの形状、機能、録画方式について、タイプごとの特徴がおわかりいただけたのではないでしょうか。防犯カメラを導入するときはこれらタイプについてもしっかりと検討して、目的に合ったものを選ぶようにしましょう。もちろん、実際に設置という段階になったら設置をお願いする業者選びも重要になります。大阪には防犯カメラの設置を請け負ってくれる業者も多いので、比較して納得のいく導入を叶えられるようにしましょう!