防犯カメラの解像度はどれぐらい重要?
大都市である大阪では物騒な事件も少なくないため、自宅や会社などを守る目的で防犯カメラの導入を検討している方もいるでしょう。購入の前に知っておきたいのが、防犯カメラの性能に大きく関わる「解像度」です。重要な場面で鮮明な映像を残すためには、解像度がとても重要となります。今回は、防犯カメラの解像度について詳しくお話しします。
事件などが起こった際に大きな証拠となることがある
何もなく平穏に過ごすことができれば一番よいのですが、いつ誰が事件や事ゆえに巻き込まれるのかはわかりません。いざという時には防犯カメラの映像が大きな証拠となることもあります。実際に、これまでも事件や事故が起こった近くに設置された防犯カメラの映像が決め手となったことがあります。テレビでもよく決定的瞬間の映像として見ることがあるでしょう。
防犯カメラの映像は「証拠の記録」という部分でとても重要な役割を果たしているので、映像の解像度が重要となります。あまりにも画質が荒く、はっきりと何が映っているのかがわからないようではその役割を充分に果たしたとはいえません。防犯のために設置し、事件や事故が起こった際の証拠にすることも含めて設置を考えるとよいでしょう。
万が一何か起こった際防犯カメラが映像をとらえていても、映像が荒いと充分に証拠として使えない場合もあります。映像は機種によってもかなりばらつきがあるので、じっくりと考えて選んだ方がよいでしょう。価格や機能だけでなく、解像度に注目して選ぶことをおすすめします。
解像度は防犯カメラにとって重要なポイント
そもそも解像度とは何なのかを理解するには、画素について知っておく必要があります。「画素」という言葉はデジタルカメラなどを購入する際などに耳にしたことがあるでしょう。「画素とは映像を構成する点の多さのこと」をいいます。画素数が高くなればなるほど点の数が多くなります。
では、「解像度」は何かというと「画像の明瞭さを表す基準の一つ」で、一般的には水平解像度のことを表すことが多いです。解像度とは画素の密度のことをいいます。単位はdpiと書きドット・パー・インチの略です。1ドットの中にどれだけの点が入っているのかを表しています。数値が高ければ高くなるほど1ドットに含まれる数が増えますから、より鮮明な映像を残すことができるでしょう。
防犯カメラの映像はそのまま使用することももちろんありますが、映像の一部を引き延ばしたりすることもあります。見たい部分を大きくした時に、綺麗に大きく映すことができるのかどうかによって、事件や事故が解決するかどうかが決まるかもしれません。広範囲を撮影した場合は、とくに部分的に大きくしたい場合があるはずです。
防犯カメラは大抵広範囲を映しますから、映像の拡大をする時のことまで考えた上で選ぶようにしてください。どこに設置するのかによってももちろん変わってしまいますが、とくに広範囲の撮影をしたいのであれば、以上のことを踏まえて選べば安心です。
設置場所をどこにするのかを考慮しよう
大阪で防犯カメラを設置するといっても、屋外の場合もあれば室内の場合もあります。室内の異変を感じて設置するのであれば、あまり映像を引き延ばすことがないはずです。絶対に映像を拡大しないとは限りませんが、あまり広範囲を映すことはないでしょう。
屋外に設置する場合は、広範囲を映す可能性が高いかもしれません。駐車場全体を見渡せるようにする場合や、倉庫内全体をなるべく映したいなどさまざまな事例が考えられます。自宅の前に設置する場合も、なるべく広い範囲をカバーしておくことで、事件や事故の大きな証拠になることがあるかもしれません。
室内用として設置する場合は、比較的狭い範囲をカバーできればよいので、あまり高い解像度を必要とはしません。ある程度で充分に対応できます。しかし、屋外の場合はそういうわけにはいきません。とくに広い場所に設置するとなると、なるべく綺麗な映像を残しておかないと、事件や事故が起こった際に充分な証拠とはならない可能性が充分にあります。
このように、屋外と室内によってもかなりの違いが出てきます。何を映しておきたいのか、目的によっても性能を考えて選んでみてください。必要以上に高性能な機種を選ぶ必要はありません。高額な費用が必要となりますし、財布と相談しながらもどれくらいの性能が必要かを考えて選びましょう。
防犯カメラを設置したいと思っているのであれば、どこに設置するのかによって必要とされる解像度を考えてみてください。場所によっても用途に違いがあるでしょうし、用途に応じて防犯カメラを選ぶ必要があります。万が一のための証拠として使うためにも慎重に選ぶことが重要です。