防犯カメラ導入時によくある失敗とは?原因を知りトラブル防止!
防犯カメラは、窃盗などの犯罪から大切なものを守るための有効な手段の一つです。しかし、何も考えず導入してしまうと、失敗することもあります。そこで今回は、防犯カメラ導入時によくある失敗をご紹介します。事前にトラブルの原因を知り、防犯カメラを有効活用しましょう。
防犯カメラ導入時によくある失敗とは?
防犯カメラを購入するのは意外と簡単なことですが、失敗するケースも少なくありません。まずは、防犯カメラを購入する前に、失敗例から見ていきましょう。
取り付けができない
よくある失敗が、とりあえず防犯カメラを購入してしまうケース、自分で設置ができず防犯カメラ設置業者を探したものの、業者も見つからないという失敗です。防犯カメラ設置業者を探すことは比較的簡単なのですが、「設置のみ」という業者はあまり多くはありません。
業者選びの失敗
防犯カメラ設置業者を見つけても、設置場所が悪い、上手く運用できていないなど、防犯カメラ設置業者選びで失敗することもあります。今までの設置実績や運用実績、さらには防犯カメラ設置に関する資格の保有などを確認した上で選ぶようにしましょう。
防犯カメラが壊れる
防犯カメラが、予想よりはるかに早い段階に壊れてしまいます。さまざまな原因が考えられますが、最も多いのは「安い防犯カメラ」や「目的に適していない防犯カメラ」です。
たとえば、雨水が当たる屋外で防水タイプ以外を使えば、必然的に壊れる確率は上がります。こういった失敗をしないためには、防犯カメラの種類を知っておくことです。
防犯カメラ設置業者選びのコツ
ネットなどで調べると、いくつもの防犯カメラ設置業者がヒットします。しかし、すべての業者が同じサービスなどを提供しているわけではないので、ポイントを絞って選ぶことが大切です。
業者の資格やサービス
防犯カメラ設置業者を選ぶときは、提供している資格やサービスにも着目しましょう。資格の場合は、防犯設備士の有無がポイントです。防犯設備士の資格保持者なら、専門的な説明を受けることができます。
また、サービス面では、現地調査や設置前のデモンストレーションの有無、取扱メーカーの種類も選定ポイントです。
防犯カメラの導入方法
どのような方法で防犯カメラを導入するのかを検討しましょう。主な導入方法としては、購入、レンタル、リースが一般的です。防犯カメラを扱う業者を見つけたときは、このような導入方法に対応しているのかを確かめることが大切です。
購入も同時に可能な業者
防犯カメラを設置するときは、購入と設置の両方が可能な業者を探すようにしましょう。なぜなら、防犯カメラを販売する業者は多数存在しますが、設置のみを業者を探すのは非常に困難だからです。
よくあるのが、ネットなどで防犯カメラを購入し設置ができないケース、このようにならないためには購入と設置の両方を行う業者が最適です。
防犯カメラ本体の選び方のコツ
防犯カメラ本体を選ぶときは、形状や機能など、さまざまなポイントを理解しておくことが大切です。
形状と機能
防犯カメラは、設置する場所に合わせて適切な形状を選びましょう。一般的には、ボックス型とドーム型に分かれており、それぞれ特徴が異なります。
たとえば、ボックス型の場合は、防犯効果が高い一方で撮影範囲が狭く、死角ができやすいというデメリットがあるため、出入り口などに適しています。また、ドーム型はソフトな形状ですから、室内に向いている防犯カメラです。画質が悪い傾向にありますが、どこにカメラが向いているのかが確認しづらいため、死角をねらわれにくい特徴があります。
さらに、形状と一緒に検討してほしいのが機能です。動体検知、人感検知、録音の有無、赤外線、ワイドダイナミックレンジなど目的に合わせた機能を検討しておきましょう。
設置場所と接続方法
どこに設置したいのかによっても、適切な防犯カメラは異なります。たとえば、野外の場合は防塵や防水タイプ、室内であれば追尾機能の有無を重視してもよいかもしれません。また、有線タイプを選ぶのか、無線タイプを選ぶのかといった接続方法も大切です。
画素数を決める
防犯カメラを設置するときは、目的に合わせて適切な画素数を選びましょう。
防犯効果を高めるために鮮明な画像が必要と考えている方は、メガピクセルの100万画素クラスかフルHDの200万画素クラス程度、犯罪が発生しても証拠映像として使えるレベルです。とりあえず付けておきたいという方は、アナログの30~35万画素程度から始めてもよいでしょう。
防犯カメラの価格
防犯カメラの価格は、「高性能=高価格」と考えておきましょう。すべてを高機能にしてしまうと、かなりの高額になるため、必要な機能を決めてから選ぶことをおすすめです。
たとえば、暗闇で使用する予定がない場合は、暗視機能は不要ですし、室内をメインとする場合はハイレベルな耐久性は不要になる可能性があります。
防犯カメラ導入時によくある失敗は、防犯カメラと設置業者を適切に選ぶことで防げます。まずは、防犯カメラを導入する目的を明確にし、どのような種類が適切なのかを考えてみましょう。もし、わからない場合は、販売と設置の両方を行う設置業者へ相談も選択肢の一つ。適切なアドバイスがあれば導入時の失敗は防げます。